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鶴ヶ島市で雨漏り点検！かわらUにコーキング施工ミス...問題山積の屋根に葺き替え工事のご提案

ノンアスベストのセキスイかわらUには屋根葺き替え工事が最適です！

鶴ヶ島市にお住まいの皆さま、こんにちは(*'▽')
街の屋根やさん坂戸店です！

「雨漏りしているので見て欲しい」とご連絡をいただき、
鶴ヶ島市のお宅で雨漏り点検を実施しましたので
ご紹介いたします！

使用されていた屋根材が問題あるものだっただけでなく、
前回メンテナンス時の業者の施工ミスも判明...
現状を把握したうえで
今後の屋根メンテナンスについてのご提案させていただきました。

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現地点検の様子

ノンアスベストのかわらUでした…

鶴ヶ島市のお宅で使用されていた屋根材、それはセキスイかわらU（以下、かわらU）でした。
かわらUは1970年～2007年にかけて積水化学工業が製造販売したものです。

とても人気のあった製品でしたが、当初の原料として使用されていたアスベストが健康被害によって社会問題化されたため、1990年9月からはノンアスベストのものへと切り替えられました。しかし、ノンアスベストのものは検証が充分ではなく、実はとても脆い製品であったことが経年と共に明らかとなり、クレームも相次いだため、現在では販売を終了しています。

以上の経緯から、かわらUには耐久性に優れたアスベスト入りのものと、脆弱なノンアスベストのもの、2種類が存在しています。

築25年のこちらのお宅のかわらUはノンアスベストのもの。
残念ながら、ノンアスベストのかわらUにみられる劣化症状として代表的な症状である「塗膜剥がれ」や「ひび割れ、欠け」などが顕著でした。

屋根の塗膜が剥がれ始めると、塗装によって確保されていた防水性が低下してしまい、雨水が吸収されやすくなるため、カビ・苔・藻などが発生するようになってしまいます。
劣化が進行すると、ノンアスベストかわらUにおいては屋根材自体が崩れることもあるため、早急にメンテナンスをした方がよいでしょう。

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コーキング施工ミス

また、調査を進めたところ、思わぬ不具合も見つかりました！
従来であれば、かわらUは通常の瓦屋根に漆喰を詰めているところに、補助面戸（ほじょめんど）と呼ばれる部材を取り付けています。
この補助面戸がいくつか取れていることが判明し、以前別業者に補修をお願いしたとのことだったのですが、この補修に大きな問題がありました。
補助面戸の代わりにびっしりと必要以上にコーキングが詰められていたのですΣ(￣□￣|||)
こんなにも多量にコーキングを詰めてしまうと、屋根に入り込んでしまった雨水や湿気を逃がす通り道が無くなってしまうために、うまく水分が出ていくことが出来ず、狭い空間を液体が浸透する現象～毛細管現象～を引き起こすことになってしまいます。雨水が屋根材の下に敷かれた防水紙や野地板、やがては建物内部へと侵入してしまうんです😿

以上の現状から、今回の雨漏り原因は、ノンアスベストのかわらUというよりは、以前施工を行った業者のコーキングの施工ミスが原因と考えられます。