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瓦からガルバリウム屋根への葺き替え、メリットや事例、費用を解説
 
 かつては一般住宅において定番の屋根材としてよく使われていた瓦。築年数が長い戸建住宅ではまだまだ瓦屋根の住宅が多いですね。しかし数十年と経てば瓦の破損や雨漏りなどの問題が発生してくるものです。
これを解消するため、瓦屋根の葺き替えを行うタイミングで、ガルバリウム鋼板を屋根材として採用する方が増えてきています。
ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高いことから近年人気の屋根材です。
しかし新築時からずっと瓦屋根の場合、屋根材を変えるのはなかなか踏ん切りがつかないもの。
「ガルバリウム鋼板製の屋根はメリットが多いと聞いたけどほんと?」
「葺き替えでガルバリウム鋼板にしてみたいけれど金属屋根のメリットとデメリットが分からない」
といった方のために、ガルバリウム鋼板製屋根材の特徴や魅力、費用相場、おすすめの商品などについて紹介します。
屋根の葺き替えをお考えの方はぜひ読んでご検討ください。
		
	これを解消するため、瓦屋根の葺き替えを行うタイミングで、ガルバリウム鋼板を屋根材として採用する方が増えてきています。
ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高いことから近年人気の屋根材です。
しかし新築時からずっと瓦屋根の場合、屋根材を変えるのはなかなか踏ん切りがつかないもの。
「ガルバリウム鋼板製の屋根はメリットが多いと聞いたけどほんと?」
「葺き替えでガルバリウム鋼板にしてみたいけれど金属屋根のメリットとデメリットが分からない」
といった方のために、ガルバリウム鋼板製屋根材の特徴や魅力、費用相場、おすすめの商品などについて紹介します。
屋根の葺き替えをお考えの方はぜひ読んでご検討ください。
 
・ガルバリウム鋼板は錆に強い
 
鋼板をメッキで覆うことで、錆びにくく加工されています。
ガルバリウム鋼板のメッキはアルミニウムが55%と約半分を占め、亜鉛やシリコンを含んでいます。これまでに建材として普及していたいわゆるトタンは亜鉛メッキ鋼板と呼ばれるものですが、それにアルミニウムを加えさらに防錆性を高めているのがガルバリウム鋼板です。
 
 
・軽量さが魅力
 
屋根材が軽量だと家本体への負担が少なく、地震での揺れも軽減できると言われます。
さらに、水はけがいいため、屋根の勾配がゆるめでも雨仕舞がいい点もメリットです。
リサイクルしやすいエコな建材のため環境に負担をかけない点も特徴と言えるでしょう。
 
また、瓦の風合いを残したい方は、瓦調デザインのガルバリウム鋼板屋根などもございますのでお問い合わせください。
スレートとどちらが良いの?
 
スレートの耐用年数が20年前後であるのに比べてガルバリウム鋼板は30~40年です。葺き替え後の塗装はスレートが10年程度で必要になるのに対して、ガルバリウム鋼板は15~20年と言われています。
 
屋根は住宅の寿命を握る要の部分ですので、長い目で見た時のことも考えるとガルバリウム鋼板は魅力的な屋根材といえるでしょう。
 
 
一方で、瓦屋根は重く、台風や地震の際に損傷しやすいのが弱点です。大きな地震や台風の際に、沢山の瓦が落下し割れてしまっている映像などがニュースで流れますね。
飛散した瓦が人にぶつかったりという人的被害や、近隣にも被害が広がる恐れがあります。
 
瓦の重さは1㎡あたり約50~60㎏、それに比べガルバリウム鋼板は約5kg。なんと約10分の1の重さです。
また、築年数の長い瓦屋根は、土葺きという工法で瓦の下に土が敷き詰められているケースも多く、それがより一層、重い屋根の原因となっています。
屋根を葺き替えるなら、台風や地震での被害のことを考えて軽い屋根に変えたいという方が増えているのです。
 
和風住宅にもガルバリウム鋼板屋根はおすすめ
瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替えた後のイメージがつきにくいかもしれませんが、実は和風住宅にもガルバリウム鋼板屋根は自信をもっておすすめできます。
屋根材として使うガルバリウム鋼板は色展開が豊富で、住宅の外観に合わせやすいからです。
 
外壁との色のバランスを見ながら選ぶといいでしょう。屋根の色を変えるだけでも外観のイメージはがらりと変えられますから、あえてこれまでとは違う色を選んでみるのもいいかもしれません。
入母屋屋根もすっきりとした印象に
 

 
震災で崩れた築45年の瓦屋根をガルバリウム鋼板で葺き替え
築年数 45年 施工期間 一週間 工事費用 180万円
瓦を下ろしてみるとその総重量は約12t。野地板は剥がさず上から増し張り、強度を高めます。入母屋造りは構造が複雑ですが、職人の丁寧な施工でガルバリウム鋼板を葺いていきます。
落ち着いた色をお選びいただいたことで、和風住宅の重厚感を残しつつ、スマートな印象の新しい屋根に生まれ変わりました。
瓦屋根はいつ葺き替えるべき?
 
雨漏りが起きている場合は、瓦の下に敷いている防水シートの破損・劣化(土葺きの場合は土の劣化や流失)が原因であることが考えられるため、早急に葺き替えが必要です。雨が降ると雨漏りがする場所を中心に点検してもらう方がいいでしょう。
 
目に見える問題がなくても20~30年で点検を
 
数十年とたてば経年劣化は避けられませんから、大きなトラブルになる前に点検し葺き替えておきましょう。早めのメンテナンスが住宅の寿命を延ばすことにつながります。
 
スーパーガルテクト(アイジー工業)
 
スーパーヒランビーきわみ(稲垣商事)
 
瓦からガルバリウム鋼板屋根(スーパーガルテクトを採用)への葺き替え施工手順
 

 
築年数 25年 建坪 30坪 工事費用 150万円
1.既存の瓦を撤去する
 
 
頂部である棟瓦も解体し、中の土も撤去します。雨水が入り込んだ跡が見られました。
2.垂木の取り付け
 
 
3.野地板の増し張り
 
 
新しい野地板の下に空間も出来ましたので通気層となり換気も期待できます。
4.ルーフィング工事
 
 
軒先から棟に向かって敷いていくことで雨が入り込まないようにします。
5.屋根材の設置
 
 
とても軽量で、瓦の場合1㎡あたり約50kgですが、スーパーガルテクトは5kgです。25年の穴あきメーカー保証が付いている安心の屋根材です。
6.貫板と棟板金の設置
 
 
7.屋根葺き替え完了です
 
 
 
しかし一番気になるのが工事費用ですね。屋根は面積が広く、屋根葺き替えとなれば工事費用がかかるだけに、検討段階である程度相場を知っておきたいもの。
実際に瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替えるとどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
ガルバリウム鋼板は、1㎡あたり6,000~10,000円が工事価格の目安です。
 
 
屋根葺き替え費用の一例
・台風で破損が起こった瓦屋根を葺き替え<250万円>
 

 
築年数 約40年 建坪 50坪 工事費用 250万円
・セメント瓦を縦葺きガルバリウム屋根に葺き替え<160万円>
 

 
築年数 約50年 建坪 33坪 工事費用 160万円
ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス
日常のメンテナンス
しかし屋根の上に上がっての清掃は危険なので絶対にやめてください。もしよく見えない場所で気になる点があれば街の屋根やさんまでお問合せください。
塗装によるメンテナンス
 
色が褪せてきたり錆が見えるようになってきたら塗装リフォームを行っておくことでガルバリウム鋼板の寿命を延ばすことができます。葺き替え後15年を目安に点検し傷や錆が広がる前に塗装しておくと長持ちするでしょう。
ただし、塗料も当然経年劣化していくため、塗装を繰り返すメンテナンスには限界があります。経年とともに下地のルーフィングも劣化が進行していきますので、葺き替えて20年を目安に改めて屋根葺き替えや屋根カバー工法等の工事を検討してみましょう。
まずは無料点検で原状確認を!
 
 
瓦屋根のメンテナンス、リフォームでお悩みなら街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください!
 
瓦からガルバリウム屋根への葺き替え、メリットや事例、費用を解説 まとめ
●ガルバリウム鋼板はトタンの約4倍錆に強いと言われます
●ガルバリウム鋼板は屋根材として軽量で地震の際に家への負担が少ないことがメリットです
●瓦屋根から葺き替えると屋根が大きく軽量化できることから多く選ばれています
●豊富な色展開とすっきりとしたデザインで和風住宅にもおすすめできます
●目に見えるトラブルがなくても築20〜30年で点検しましょう。下地が劣化していれば葺き替えの時期です
●ガルバリウム鋼板の屋根は定期的に塗装メンテナンスをすることで長持ちさせることができます。15年を目安に点検しましょう
●普段は見えにくい屋根、メンテナンスや葺き替えでお悩みなら街の屋根やさんの無料点検をご活用ください

 
						 
									 
									 
							 
									 
		 
		



 
 
 
 










 
			