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川越市　瓦修理！強風後に瓦が落下寸前！ケラバ瓦の補修を実施

川越市で早急に瓦修理を実施！

川越市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。

最近の強風の後、ギーと僅かですが気になるとの事で調査の依頼。
今にも落下しそうな部分補修を実施！是非ご覧ください。

まずはドローンで調査！

現地に到着し、まずは目視で建物全体の状況を確認。次にドローンを使用して屋根全体の撮影・点検を行いました。
二次被害をおこさない為にも、当店では直接屋根に上る点検は行いません。（ドローン禁止区域では高所カメラを使用）

調査の結果、特に目を引いたのは屋根の端部、いわゆる「ケラバ」の部分でした。なんと、ケラバ瓦の一部はすでに落下しており、さらに周辺の瓦も今にも滑り落ちそうな状態になっていたのです。
幸いにも、屋根全体に広がるような劣化や破損は見受けられず、問題はこのケラバ部分に集中していました。お客様が感じていた「ギーッ」という異音も、風で不安定になった瓦が擦れ合う音だったと思われます。

なぜこうなってしまうのか？？

なぜケラバ瓦が落ちやすいのか？　理由があります！
ケラバ瓦は屋根の端に位置しており、風の影響を受けやすい部位です。特に近年のような突風や局所的な強風が多くなってきた気象状況下では、瓦の固定が弱くなっていると簡単に浮いたりズレたりしてしまいます。

瓦の落下は非常に危険で、下に人がいれば大事故にもなりかねません。また、落下した部分から雨水が浸入し、内部の構造材に悪影響を与えるリスクもあります。
早急に修理が必要ですね！

関連記事屋根のプロが教える！破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法

早急な部分補修工事をご提案

点検後すぐに診断結果をお伝えし、「今回はケラバ瓦の部分的な補修で対処可能」とご案内しました。
お客様も「すぐに対応してもらえて助かった」と安心されたご様子で、当店にて工事をして下さる流れとなりました。

作業の様子をご覧ください。

まずは、作業する部分の今にも落ちそうな既存のケラバ瓦を安全に撤去します。再利用するので一時保管。

次に、野縁（のぶち）を設置します。
ケラバ瓦をしっかりと固定するために、下地となる木材を新しく取り付けます。これが下地となり、瓦を安定して固定されます。

元の瓦を丁寧に戻しながら、専用のビスでしっかりと固定します。これで、再び強風が吹いても簡単には動かないよう補強されます。破損が大きかった部分には新しケラバ瓦をとりつけました。
耐久性もアップして見た目もキレイに仕上げていきます。

今後やるべき事とは？

定期点検です‼

今回のように、強風や地震のあとは思わぬ不具合が出てくることがあります。特に瓦屋根は「見えない劣化」が進んでいることが多いため、異音や違和感があれば放置せず、早めに専門業者に点検を依頼することが大切です。
「瓦材は何十年ももつからまだまだ大丈夫～」と思われがちですが、絶対に定期点検は必要です。

関連記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

まとめ

「街の屋根やさん」では、ドローンを使った屋根の無料点検を実施しています。屋根に登らず安全に調査が可能なため、お住まいの状態を正確に把握するのに最適です。
今回の川越市のお客様のように、強風後のわずかな異音が「落下寸前の瓦」によるものだったケースは決して珍しくありません。早期の対応によって、被害を最小限に抑えることができました。

屋根のことで少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。お待ちしております。

余談ですが、瓦屋根に関する事を少々ご紹介！

瓦屋根というと、「丈夫で長持ち」「メンテナンス不要」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、陶器製の釉薬瓦は60年以上の耐用年数を誇り、いぶし瓦や素焼き瓦も40～50年以上はもつとされています。

しかし、実はこの“瓦そのもの”が長持ちするだけで、屋根全体の耐久性を左右する他の部材には、意外と短い寿命のものも多いのです。
たとえば、瓦の下にある「漆喰」は20年程度で劣化が始まります。さらに、その下の「防水紙」も同様に耐用年数は約20年。その下にある「野地板」も、防水紙の劣化に引きずられて腐食が進行してしまうことがあります。

瓦がしっかりしていても、内部構造の劣化が進めば雨漏りや構造被害につながるおそれがあるのです。

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