狭山市 屋根リフォーム！葺き直し工事は価格高騰の今に賢く“今注目の工法です”
2025.05.13
価格高騰の今、再利用できる葺き直しを実施しました！ 狭山市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。 前回、屋根点検をして下さったお客様宅！屋根材の再利用可能な「瓦屋根葺き直し」ご覧ください。 ∇▼∇ 前回のブログ ∇▼∇狭…
鶴ヶ島市で瓦屋根の葺き直し工事を実施！雨漏りリスクの天窓は同時に取る・取らない？
鶴ヶ島市のお施主様より、雨漏り修理についてご相談いただいたことがきっかけです。
無料調査を行い、防水紙の劣化による雨漏りと確認したことから、屋根瓦を再利用して下地を新しくする葺き直しを行いました。また、天窓が耐用年数（25〜30年）を迎えていたことから、将来の雨漏りリスクを解消するために撤去しました。
鶴ヶ島市 屋根葺き直し,雨漏り修理,天窓工事,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き直し,雨漏り修理,天窓工事,屋根材(瓦)
- 施工期間
- ７日
- 使用材料
- 防水紙 樹脂製瓦桟 南蛮漆喰(黒) 構造用合板12mm
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- １０年
- 工事費用
- 900,000円
お住まいは、築年数30年近くの瓦屋根で、天窓が1つ取り付けられています。
まず、屋内を調査しました。
天窓は、トップライトともいい、採光や通風を目的に取り付けられているだけあって、お部屋がとても明るい雰囲気ですね。
トップライトより少しズレた部分の天井に、雨漏りのシミを確認しました(//∇//)
トップライトが原因であれば、直下に雨漏りのシミが広がるはずなので、他に雨漏りの原因があるようです。
屋外を調査すると、トップライトの下付近に屋根瓦のズレが見つかりました(>_<)
けど、屋根瓦がズレたぐらいで雨漏りになるのでしょうか？
いいえ、違うんです。
屋根は、屋根瓦と防水紙の二重で雨水を防いでいて、雨漏りの原因となるのは防水紙の劣化です。
防水紙の耐用年数は約20年なので、経年劣化して破れているのでしょう。
寿命の長い瓦屋根の場合は、屋根瓦を再利用して防水紙といった屋根の下地だけ新しくする『葺き直し工事』が可能です。
葺き直し工事は、材料費や屋根瓦の処分費用を削減できるので、『葺き替え』より安く屋根をリフォームできます(๑>◡<๑)
耐用年数（25〜30年）を迎えた天窓は、撤去か交換しなければなりません。
今回は、将来の雨漏りリスクを低減するために、撤去する方法をご提案しました。
採光や通風に支障がなければ、思い切って撤去してよいかもしれませんね^^
まず、屋根のてっぺんにある棟を解体して、屋根瓦を一時的に撤去します。
屋根瓦を撤去すると、雨漏り箇所の防水紙の劣化と屋根の土台の野地板の穴あきが見つかりました（ ; ; ）
このように、中に入ってきた雨水が屋根の土台を腐らすので、雨漏りの放置は厳禁です！
天窓を撤去した部分には、新しい野地板で蓋をして屋根の土台を造ります。
屋内側は、窪んだままにしておいても大丈夫ですし、気になるようであれば天井をフラットにすることもできますよ〜
雨漏りを起こしていた部分は、新しい野地板に交換しました。
垂木や梁といった他の建材が無事だったのが幸いです。雨漏りは『放置期間が長いだけ工事費が高くなる』と覚えておきましょうね^^
つづいて、新しい防水紙を敷設して、屋根瓦を固定する桟木（さんぎ）を取り付けます。
なお今回は、従来の木製ではなく樹脂製の桟木を採用しました。樹脂製だと、木製のように経年で傷まないので、屋根瓦のズレといったトラブルが生じにくくなるんです(^ ^)v
街の屋根やさん坂戸店は、ただ直すのではなく、常に新しい建材を取り入れているんですよ〜
屋根瓦を元通りに復旧しました。
もちろん、天窓の面積分の新しい屋根瓦をご用意するとともに、破損していた屋根瓦も交換隅です！
棟を復旧する際は、黒色の南蛮漆喰を用いて土台を形成しました。
伝統的な白色か、それとも落ち着いた雰囲気の黒色か、打ち合わせ時にご希望をお伝えくださいね^^
瓦屋根の葺き直し工事と天窓撤去を終えました。
現場の雨漏りを解消するだけでなく、将来の雨漏りリスクの天窓も解消できたので、お施主様には安心してご生活いただけます♪
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