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川越市　屋根リフォーム！ボロボロのパミール屋根を一新！カバー工法で安心のお住まいへ

川越市でボロボロになってしまった屋根をリフォームしました！

川越市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。

本日のブログは川越市で行った屋根リフォームの施工事例をご紹介します！

今回ご依頼いただいたのは、築17年のお住まいにお住まいのお客様から。
「屋根材がめくれてきたような気がして心配…」とのご相談をいただき、無料点検にお伺いしたところ、屋根材がパミールであることが判明しました。
ぜひ最後までご覧ください。

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パミール屋根とはご存じですか？

ニチハ製のスレート屋根材「パミール」は、1996年頃から2008年頃にかけて販売されていた製品です。
しかし、年月が経つとともに…

・表面の層が剥がれてボロボロになる「層間剥離（そうかんはくり）」
・ひび割れ、反り、浮きなどの不具合
・釘が効かなくなるほどの劣化

といった問題が多数報告されており、塗装によるメンテナンスができない屋根材として知られています。

関連記事屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ

点検時の屋根の状態

実際に屋根に上がってみると、表面がミルフィーユ状に剥がれ、まさに「層間剥離」が進んでいました。

雨漏りこそ発生していなかったものの、このままでは時間の問題。
塗装は不可能な状態で、屋根材の交換が必要です。
そこで今回はカバー工法をご提案いたしました。

カバー工法とは？

既存の屋根材を撤去せず、その上に防水紙を敷き、新しい屋根材を被せていく工法です。

費用を抑えながら耐久性の高い屋根へとリフォームでき、パミール屋根に最適な選択肢です。

関連記事屋根カバー工法のメリットとは？費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介！

施工の様子〜ご家族の安心のために、一つひとつ丁寧に〜

足場の設置でご近所にも配慮しながら安全第一でスタート

まずは作業を安全かつスムーズに進めるために、足場の設置を行いました。

ご近所の方にご挨拶をしながら、音やホコリの影響を最小限に抑えるよう配慮しつつ、安全な作業環境を整えていきます。

ご自宅の工事というのは、楽しみと同時に不安もあるもの。そんなお客様の気持ちに寄り添いながら、私たちも気を引き締めて臨みました。

雪止めの撤去｜古いパーツはしっかり取り外し

続いて、既存の屋根に取り付けられていた雪止め金具を取り外しました。

経年劣化により錆びていたものや、ズレが出ていたものもあり、こちらはすべて新しく取り替える予定です。

「この作業って必要なの？」とご質問をいただくこともありますが、細かな部材の交換を怠ると、せっかく新しい屋根にしても不具合の原因になります。
だからこそ、一つひとつ丁寧に、目に見えない部分こそ大切にしています。

防水紙（ルーフィング）の敷設

ここからがカバー工法の要。既存のパミール屋根の上に、しっかりと防水紙（ルーフィング）を敷いていきます。

今回使用したのは高耐久の改質アスファルトルーフィング。

雨水の侵入を防ぐ、まさに「屋根の傘」の役割を果たす大切な工程です。
見た目にはわかりにくい部分ですが、この作業が今後の雨漏り防止に大きく影響します。

新しい屋根材の設置

防水紙の上から、新しい屋根材を一枚一枚丁寧に施工していきます。

今回選んだのは、軽量かつ耐久性に優れた金属屋根材。
見た目もスッキリと美しく、モダンなお住まいにぴったりの仕上がりになります。

お客様が屋根材を見た瞬間の感想「印象がガラッと変わって、まるで新築みたいですね！」とうれしいお言葉をいただきました。
職人も思わず笑顔になる瞬間です。

棟板金の施工｜屋根の“要”をしっかりと仕上げます

屋根工事の最後の大切な仕上げが、「棟板金（むねばんきん）」の施工です。
棟板金は、屋根の頂点部分を覆って雨風から守る“要”のような存在。
ここがしっかりしていないと、強風や台風時にトラブルの原因になってしまうこともあります。

今回の工事では、劣化していた木製の貫板を新しい樹脂製のものに交換し、その上からガッチリと棟板金を取り付けました。
固定にはステンレス製のビスを使用し、釘のように抜ける心配がなく、耐久性もアップ！

仕上がった棟板金は、直線が美しく、屋根全体の印象をグッと引き締めてくれます。
まさに「屋根の顔」とも言える部分。お客様もその変化に驚かれていました。

最終チェックと清掃

すべての工程が完了したら、ビスや板金の締め忘れがないか、細かくチェックを行います。

また、工事中に発生したゴミやホコリもすべて清掃し、もとのお庭・敷地がきれいな状態になるよう心がけています。

工事完了！

施工完了後はお客様に一緒に屋根をご確認いただき、「安心して台風シーズンを迎えられます」とのお声もいただきました。

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今回のリフォームで得られた安心と価値

今回の工事を通じて、ただ屋根が新しくなっただけではなく、
「住まいの安心感」「ご家族の安全」「これからの暮らし」を守るお手伝いができたと感じています。

パミール屋根の劣化は、見た目の変化だけでは判断がつきにくいもの。
しかし内部ではすでに深刻な痛みが進んでいるケースも多くあります。

「うちは大丈夫かな？」と少しでも思われたら、それは“屋根からの小さなサイン”かもしれません。