2024.11.22
倉庫 兼 車庫の大きな倉庫の屋根!折板屋根のリフォームとして塗装を実施♪ 坂戸市にお住まいの皆さま、こんにちは!街の屋根さん坂戸店です(*'ω'*) 今回のお客様は、長年使っていた倉庫・駐車場の屋根を長年放置してしまっていたのでメンテナンスしないととご連絡くださいまし…
お客様より「屋根の黄色い苔が気になる」とのお問合せをいただき、調査にお伺いしました。
このような苔やカビ、藻の繁殖は、屋根材の塗膜の経年劣化によるものです。屋根の水切れが悪くなっている状態のため、このまま放置してしまうと屋根材自体を脆くし、雨漏りなどのトラブルの原因になりかねません。
まずはドローンで屋根全体を撮影し、状態を確認していきます。撮影した写真を見てみると、黄色い苔は屋根全体に広がっていました。
屋根は常に、雨風や紫外線に晒されている状態のため、どうしても表面の塗膜が劣化してしまいます。このような黄色い苔やカビ、藻の繁殖は避けようがありません。
また、日の当たりにくい箇所や、谷になっている部分には雨水が残りやすくなってしまうため、劣化の速度が早い場合があり、注意が必要です。
屋根に上り、実際に現状を確認させていただくと、塗膜の劣化以外に問題は無かったため、今回は塗り替え工事のみとなりました。
屋根材や内部の木材にまで影響を及ぼしている状態だと、屋根の葺き替え工事が必要になるケースもあります。その場合、工期も長くなり、工事費用も高額に。お施主様のご負担が大きくなってしまうため、屋根の劣化には素早く対応していくことが重要です。
強風の後、庭や玄関などの家の周りに苔やカビの屑が落ちていたら、屋根の状況を確認しましょう。ただし、ご自身で屋根に上がることは大変危険です。点検の際は、ぜひ街の屋根やさん坂戸店までご相談ください。
足場を組み、防塵ネットを設置したら、高圧洗浄機の登場です。表面の苔やカビ、汚れ、古くなった塗膜を落としていきます。洗浄をせずに塗装すると、塗料の密着性が下がり、耐用年数が短くなってしまうため、洗浄も重要な工程の一つです。
今や高圧洗浄機はホームセンターでも購入でき、一般のご家庭でも簡易的に使用できるようになりました。しかし、高圧洗浄は圧力が強すぎると建材を痛めてしまう危険があるため、扱いには注意が必要です。建材を痛めないよう、ノズルとある程度の距離を取りながら、丁寧に洗浄していきます。
洗浄前と洗浄後の屋根の色を比べてみると、目立っていた黄色い苔が落ち、表面の色ムラが露わとなりました。色ムラは、屋根の塗膜が劣化している証拠です。
洗浄後は、一見きれいになったように感じてしまいますが、根本的な解決には至っていません。しっかりと塗り替え作業を行い、防水性・防カビ性のある屋根にしていきます。
屋根の塗装は、下塗り材→上塗り材(1回目)→上塗り材(2回目)の三回塗りが基本です。
今回、既存の屋根材の色が濃く、上塗り材の発色に影響してしまう恐れがあるため、白みを帯びた下地材を使用しました。薄い色から濃い色へと塗り替えるよりも、濃い色から薄い色へと塗り替えることの方が難しく、美しい仕上がりにするためには、適切な材料選びと、職人の技量が重要になります。
上塗り材は、関西ペイントのアレスダイナミックroofを使用しました。この上塗り材は「ラジカル制御型塗料」と呼ばれる種類の塗料で、光沢のある美しい仕上がりと、優れた防水性・防カビ性が特徴です。親水化作用も備わっているため、雨水や汚れが下へと流れ落ちやすくなり、美しい状態をより長く保つことができます。
このような塗料の機能を十分に発揮させるためにも、上塗り材の二度塗りは重要な工程なのです。
光沢のある、落ち着いたグリーンの屋根へと生まれ変わりました。
施工後の屋根をドローンで撮影し、最終チェックをして終了です。また、お施主様へご報告の際も、撮影した画像を使用しております。ドローンを用いることで、お施主様に屋根へ上っていただかなくても、安全に完成後をご報告できるようになりました。
屋根の表面に苔やカビが見られたら、メンテナンスのサインです。たとえ防水性・防カビ性の優れた塗料を使用した場合でも、10年を目安に業者へ点検を依頼しましょう。
また、塗膜の劣化以外にも、屋根トラブルの原因は多様に存在します。屋根は見えにくく、変化に気が付きにくい場所です。知らず知らずのうちにトラブルが生じている可能性もあります。
屋根のことでお困りの際は、ぜひ街の屋根やさん坂戸店にご相談ください。皆様からのお問合せをお待ちしております。
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