屋根の塗り替え（アレスダイナミックroof）

屋根の塗膜の劣化によって防水性が低下し、カビや藻が繁殖している状態でした。このまま放置しておくと屋根材にも影響が及び、雨漏りなどのトラブルを引き起こしてしまいます。そこで、防水性・防カビ性に優れた塗料である、アレスダイナミックルーフ（関西ペイント）を使用して塗り替えを行いました。

屋根の塗装は、下塗り材を１回、上塗り材を２回、この３回塗りが基本です。塗料の機能を最大限に発揮させることができ、見た目も美しく仕上がります。

太陽光パネルがある屋根はどうするの？

また「太陽光パネルが設置されている屋根の場合、塗り替え工事はどのように行うのか」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、太陽光パネルを設置した状態でも塗り替え工事は可能です。

さらに、

• 太陽光パネルの取り外し・取り付け作業には、高額な費用が発生してしまう
• 太陽光パネルが被さっている部分は紫外線や雨風にさらされていないため、頻繁なメンテナンスは不要、という考えが多い
• 太陽光パネルのメーカーによっては、取り外し作業を行うことによって保証が失効してしまう

• ローラーが届くところまでの塗装になってしまう
  

アレスダイナミックルーフ（関西ペイント）で屋根塗装完了♫

棟板金の塗り替え

棟板金は、錆が繁殖すると破損やズレが生じてしまうため、雨漏りの原因になりかねません。屋根材と同様に、防水性のある塗料で塗装していきます。
ヤスリをかけて塗料が密着しやすい土台を作り、屋根と同じ手順・塗料で塗り替えました。

雨どいの設置

雨どいが歪み、雨水が正しく排水されにくい状態であったため、新しいものに交換作業を行いました。
雨どいの耐用年数は15年～20年といわれていますが、経年劣化や雪の影響で歪んでしまうことがあります。

軒裏は湿気が溜まりやすい場所です。新しい雨どいを設置する前にしっかりと塗り替えておきます。
新しく設置した雨どいは、パナソニック製のものです。

外壁の塗り替え

外壁には、黒い筋状の汚れが付着していました。これは「雨だれ」と呼ばれる現象で、窓のサッシに溜まったホコリや排気ガスが雨によって流れ落ち、壁面に残ってしまっている状態です。
通常、外壁の塗膜には水や汚れを弾く機能がありますが、その機能が失われていることがわかります。

外壁塗装

外壁は、長い耐久性を誇る塗料である、アレスダイナミックTOP（関西ペイント）を使用して塗り替えを行いました。外壁塗料の平均耐用年数は8〜10年ですが、この塗料は約15年と長く、メンテナンスの回数を減らすことができます。

外壁も屋根と同様に、3回塗りが基本です。
凹凸のある壁面のため、凹み部分にも塗料がしっかりと入り込むよう、ローラーは毛足の長いものを使用しました。

外壁のアクセント部分の塗り替え

外壁のアクセントに、レンガ調のサイディングが使用されていました。サイディングとは、外壁に貼る仕上げの板材です。サイディングの元のデザインを残すためには、クリア塗装によるコーティングが主流となっています。
今回、目地は元の色と同じ色の塗料で塗り替えを行ったあと、全体にクリア塗装を施し、耐久性の高い外壁に仕上げました。

外壁塗装は劣化すると、白い粉が表面に現れることがあります。これをチョーキング現象といい、メンテナンスが必要になっているサインです。
しかし、クリア塗装を施した外壁に、チョーキング現象は起きません。これは、クリア塗装の塗料に白い粉の元となる、顔料が含まれていないためです。その結果、塗装の劣化に気付きにくくなってしまいます。あらかじめ業者にクリア塗装の耐用年数を確認しておきましょう。

その他、各所の塗り替え

屋根と外壁のメンテナンスは、同じタイミングがおすすめです♬

屋根外壁塗装に関する一部記事