坂戸市で棟瓦積み直しと軒天上張りを同時に施工

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施工事例
坂戸市で棟瓦積み直しと軒天上張りを同時に施工

工事のきっかけ

お施主様は、しばらく屋根のメンテナンスを行なっていないとご心配され、無料調査をご活用されました。調査により、漆喰と軒天の剥がれが見受けられたため、棟瓦積み直しと軒天上張りの同時作業をご決断されました。

坂戸市棟瓦取り直し,漆喰工事,破風板・軒天補修,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 棟瓦取り直し,漆喰工事,破風板・軒天補修,屋根材(瓦)

坂戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。

今回の工事は、棟瓦積み直しと軒天上張りの同時施工です。

ところで、屋根のメンテナンスには、どのようなものがあるのかご存じですか？

屋根葺き替え、葺き直し、屋根カバー工法、屋根塗装・・・など比較的大掛かりな修繕だけでなく、棟瓦積み直しや漆喰詰め直しなども、お住まいのために大切なメンテナンスなんです。

棟瓦や軒天のメンテナンスのご参考として、ゆっくりご覧ください(^ ^)/

無料調査の結果を受けて棟瓦の取り直しをご依頼

お施主様より、以前無料調査をご活用いただき、この度メンテナンスをご依頼いただきました。

屋根は、今では作られていないセメント瓦屋根です。無料調査において、漆喰と軒天の剥がれが見受けられたため、棟瓦取り直しと軒天上張りをセットでご注文されましたm(_ _)m

ちなみに、無料調査の様子は、こちらのブログにてご覧いただけます。

現場ブログ▶坂戸市でセメント瓦の屋根調査をいたしました

漆喰の詰め直しと棟瓦取り直しの違いとは？

施工の様子をお届けする前に、棟瓦のメンテナンスの種類についてお話ししましょう。

棟瓦の修繕には、大きく分けて「漆喰の詰め直し」と「棟瓦取り直し」があります。

このどちらの修繕を選択するかは、棟瓦を支える台土や漆喰の劣化状態、および棟瓦そのもののズレなどを見て判断しているんですよ〜

漆喰の詰め直しは、漆喰の劣化が軽微であり、台土の流出や棟瓦のズレが無い場合に行います。

なお、古い漆喰を取り除いて新しい漆喰を詰める方法を「詰め直し」といい、古い漆喰を残したまま詰める方法を「増し打ち」、「詰め増し」といいます^^

棟瓦の取り直しは、漆喰の劣化の程度が悪い場合や、台土の流出や棟瓦のズレがある場合に行います。

漆喰の詰め直しに比べて工事費用は高くなるものの、棟瓦のズレを補正し、かつ棟瓦を支える台土も新しくなるため、より災害にも強くなるんです٩( 'ω' )و

棟瓦や漆喰のメンテナンスについては、こちらの記事もご覧くださいね。

関連記事▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ

棟瓦積み直し作業

それでは、棟瓦積み直し作業の手順を見ていきましょう。

棟瓦の解体

まず、既存の棟瓦を解体します。棟瓦を支えている台土は、もともと粘土質でしたが、経年ととともに粘性を失いパサパサになったり、痩せたりするんです(//∇//)

だからこそ、定期的に棟瓦積み直しが必要になるんですね。

この解体作業は、土埃が舞うため、ご近所様に迷惑をおかけしないように、細心の注意を払って進めています。しかも、廃材はその場で袋詰めしているんですよ〜

街の屋根やさん坂戸店は、周囲への配慮もしっかり行いながら作業しています^^

南蛮漆喰で土台づくり

今回は、台土に土ではなく南蛮漆喰を使用しました。

南蛮漆喰を用いることで、土よりも劣化の速度が遅い上に、防水性能が高く、かつ漆喰を詰める必要がなくなるメリットがあるんです。

棟瓦積み直し中

土台が出来たら、熨斗瓦（のしがわら）と南蛮漆喰を交互に積み重ねていきます。

昔は、沢山の熨斗瓦を積み重ねることで、家の格を示していたそうです。現代では、熨斗瓦が多いと屋根が重くなり、住まいが地震に対して弱くなるため、屋根は軽くするほど良いとされているんですよ〜

棟瓦積み直し完了

てっぺんの冠瓦（かんむりかわら）を載せて、一つずつ銅線で固定すると完成です♪

軒天上張り作業

続いて、軒天上張り作業をお届けします。

軒天の修繕方法は、古い軒天を撤去して新しい軒天を取り付ける「張り替え」と、古い軒天を覆う「上張り」の2通りの方法があります。

ちなみに、「軒天上張り」は、「増し張り」や「重ね張り」、あるいは「カバー工法」とも呼ばれているんですよ〜。

こちらは、裏面に接着剤をつけたところです。もちろん、接着剤だけでは不十分なので、ネジで固定していますよ〜

軒天上張り作業が完了し、軒天がすっかり蘇りました。

今回は、棟瓦積み直しと軒天上張りを同時に行いましたが、実はそれにはメリットがあるんです^^

仮設足場を使用する時はまとめてメンテナンス

棟瓦積み直しや軒天上張りは、仮設足場を必要とする作業であり、同時に施工すると仮設足場費用1回分が不要になるんです。

仮設足場の費用は、建物の大きさによるものの一般的に15〜25万円が相場といわれています。また、お住まいの修繕の度に仮設足場の費用を払っていると、なんだかもったいないですよね。

そこで、お住まいを点検して、傷んでいるところをまとめて修繕する方法をおすすめしているんです( ^ω^ )

まとめ

今回は、棟瓦積み直しと軒天上張りを同時に施工した様子をお届けしました。

棟瓦や漆喰、および軒天のメンテナンスが、どのような工事なのかお分かりいただけましたか？大切なお住まいを末長く使用するためには、このような定期的な修繕は欠かせません。「しばらく何もしていないな」とお気づきの際は、お気軽にご相談ください。

街の屋根やさん坂戸店では、こちらのフォームにて、いつでもご連絡いただけます。様々な屋根をメンテナンスしてきた実績をベースに、無料調査を通じて最適な方法をご提案します(๑>◡<๑)

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