2024.10.24
小川町の皆さんこんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。 築35年の瓦屋根のお宅、メンテナンスをしてこなかった為相当お金がかかるであろう!と思うとリフォームをする決断がつかなかったとの事。でも最近訪問業者が多くて真剣に考え始めた所に弊社のホームページを目にし屋根リフォームの実績が豊富…
1階のトタン屋根の、錆びによる見た目の劣化と、雨漏りが気になる、とのことで調査のご依頼をいただきました。
錆びている状態で放置してしまうと、屋根に穴が開いてしまい、雨漏りや屋根材の腐食の原因になってしまいます。
すでに雨漏りが発生していることから、屋根の葺き替え工事をさせていただきました。
坂戸市の皆様こんにちは!
街の屋根やさん坂戸店です(*^^*)
今回は葺き替え工事をさせていただいたのでその施工を紹介させていただこうと思います!
原因はトタン屋根の劣化による雨漏りの為・・・。
ではさっそく見ていきましょう!
お家の中を確認させていただいたところ、天井には雨漏りによるシミができていました。
このまま腐食が広がってしまうと、天井がどんどん脆くなっていき、崩れ落ちてしまう危険があるため、早急に対処しなければなりません。
このように、雨漏りは天井をも蝕んでいき、家自体の寿命を縮めてしまうのです。
また、天井材が湿っていると、家の湿度が高くなると、シロアリやカビを呼び寄せてしまいます。
シロアリは家の部材を食い荒らし、カビは人体にも悪影響を及ぼすため、雨漏りに気が付いたら、すぐに業者へ調査を依頼しましょう。
対処が遅れてしまうと、損傷範囲がどんどん広がっていき、工事費用もかさんでしまいます。
屋根に上ってみると、トタン屋根を形作っていた「心木」も腐食していました。
このトタン屋根は、「心木あり瓦棒葺き」と呼ばれる、「心木」を軸にした工法が使われていましたが、今回は「心木」を使用しない「心木なし瓦棒葺き」で作業をしていきます。
心木のすき間から水が入ることがないため、より雨漏りしにくい工法です。
お庭の波板屋根は、全体的に変色し、先端が破損していました。
強風にさらされて破損箇所が広がると、破片が周囲に飛び散ってしまう可能性があります。
こちらも撤去し、新しいものと交換することになりました。
1階屋根に設置されていたバルコニーは、全体的に錆びがひどく、すでに足場がなくなっているため、バルコニーの意味を成していない状態でした。
屋根の葺き替えに伴い、バルコニーは撤去させていただくことになりました。
葺き板を剥がすと、雨水が染み込んで腐食した下葺き材が露わになりました。
本来、下葺き材は防水の役割も担っているのですが、ところどころにすき間が生じているため、雨漏りしてしまうのも納得の状態です。
この下葺き材もすべて撤去し、下地だけの状態にします。
古い屋根材を撤去したら、下地の上に、野地板、防水シート、葺き板の順に敷いていきます。
野地板には、複数の木材を合わせて作られた「野地合板」を使用しました。
この野地合板は、最も多く使われている野地の材質です。
すき間なく屋根の下地を埋めつくすことができるため、耐震性や耐風性にも優れており、雨漏りしにくいといわれています。
野地合板の上に、雨の浸水を防ぐ、防水シートを敷きます。
防水シートは、シートの中にアスファルトが含まれている、変形しにくいものを使用しました。
野地合板と防水シートは、必ずセットで使用されます。
この防水シートがあることによって、万が一雨水が浸水しても、野地合板への浸水を防ぐことができるのです。
1階屋根は勾配が緩いことが多く、水捌けの悪さが特徴です。
そのため、この部分の屋根材には、高い水密性が求められます。
今回葺き板に使用した「タフビーム」は、屋根同士が重なり合う「嵌合(かんごう)構造」になっているため、高い水密性があり、1階屋根に最適です。
さらにビス止めをして、葺き板と防水シート、野地板との密着を高めていきます。
屋根の棟にあたる「心木」の部分には、防水シートは敷かず、直接屋根材をかぶせます。
棟の部分は、直下する雨粒よりも、側面をつたう雨粒の浸水を防ぐことが重要です。
そのため、棟の側面となる部分の葺き板の端を折り曲げて、「水切り面戸」を作ります。
屋根との取り合い部分も棟と同様に、壁をつたう雨粒の浸水を防ぐ必要があるため、「雨押さえ板金」を設置しました。
この雨押え板金があることで、雨水は屋根の上に滞留することなく、流れ落ちていきます。
屋根の構造上、雨押え板金が使用できない部分には、コーキング材を使用しました。
こうした適切な雨仕舞は、屋根の構造を理解した職人だからこそできる技術です。
1階屋根の葺き替えと、劣化していたバルコニーの撤去、波板屋根の交換が完了しました。
錆びが目立っていた1階屋根は、ツヤのある美しい屋根に仕上がっています。
使用した「タフビーム」は「ガルバリウム鋼板」と呼ばれる屋根材で、耐用年数は約25~35年です。
ガルバリウム鋼板は、トタン屋根と同様に、錆びから劣化が始まります。
長く使用し続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根のメンテナンスも、ぜひ当社にお問合せください。
皆様からのお問合せをお待ちしています。
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