2024.10.29
屋根が壊れている…どんな状況?瓦の落下で気が付く不具合… 小川町にお住まいの皆さま、こんにちは!街の屋根さん坂戸店です(*'ω'*) 今回は、瓦屋根を所有のお客様よりご連絡いただきました。どんな状況かとお聞きすると~屋根は瓦で、地面に瓦が落ちていて自分では状況が分から…
お施主様より、「漆喰が外れている」とご相談をいただき、無料調査を行いました。調査の結果、棟瓦取り直しと漆喰の詰め直しをご提案し、施工させていただきました。
ちなみに、大棟と隅棟で構成されている屋根を、「寄棟屋根」あるいは「寄棟造り」といいます。日本で、比較的多く採用されている形です。伝統的な和風建築だけでなく、洋風のお住まいにも採り入れられています。
こちらは、表面の漆喰が取れて、中にある葺き土が見えています。葺き土は棟瓦を支える役目があることから、葺き土が流出すると棟瓦がズレたり、崩れたりトラブルにつながることも・・・
また、半端瓦の脱落も見つかり、屋根全体が経年により劣化してます><
漆喰も棟瓦も経年とともに劣化します。一般的に、漆喰の寿命は10〜15年、棟瓦は約20年といわれています。
漆喰が取れているのを見かけたら、それはメンテナンスのサインです。棟瓦のズレや雨漏りなどにつながる前に、放置することなく、なるべく早い時期の修繕をおすすめしています。
早め早めの修繕が、お住まいの健康を保ちつづける秘訣です!
こちらが、隅棟を撤去したところです。これから熨斗瓦を積み上げていきます。
冠瓦を載せ終えると、一つひとつ銅線で括りつけて、一体化させて完成です。
大棟の取り直しも、隅棟と施工方法は同じです。南蛮漆喰で土台を作って、熨斗瓦と南蛮漆喰を順番に重ねていきます。
大棟の先にある瓦を鬼瓦といい、大棟との境目となる首周りを南蛮漆喰で埋めます。今回は黒色の南蛮漆喰を使用しましたが、もちろん白色もあります。明るい雰囲気をご希望の方は、色についてお気軽に申し出てくださいm(_ _)m
隅棟と大棟の棟瓦取り直しが完了しました。これでしばらくは安心です٩( 'ω' )و
奥に見える土が、葺き土です。漆喰と葺き土は相性が悪く、くっつきにくいことから、漆喰を詰めるというより、上下の瓦(上あご、下あごという)に押し付けるようにして詰めます。この力加減も、職人さんの経験と勘、そして技術です♪
一箇所一箇所手作業で詰めていきました。今回は黒色の南蛮漆喰を用いたことから、少し渋めの落ち着いた感じに仕上がりました。
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