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狭山市　屋根リフォーム！葺き直し工事は価格高騰の今に賢く“今注目の工法です”

価格高騰の今、再利用できる葺き直しを実施しました！

狭山市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん坂戸店です。

前回、屋根点検をして下さったお客様宅！
屋根材の再利用可能な「瓦屋根葺き直し」ご覧ください。

∇▼∇ 前回のブログ ∇▼∇
狭山市　屋根点検！瓦屋根を大切にされたいお客様に葺き直しリフォームをご提案

ここからは、実際の工事の流れをご紹介します。

前回、屋根点検をさせていただいた狭山市のお客様宅にて、今回はいよいよ屋根リフォーム工事を実施しました。
築28年が経過した赤褐色の瓦屋根は、お客様にとって思い入れのある大切な住まいの一部。
「瓦の風合いが気に入っているから、できるだけこのまま使いたい」というご要望を受け、数あるリフォーム方法の中から瓦屋根の再利用が可能な「葺き直し工事」をご提案しご注文いただきました。

物価が上がり続ける今、コストと品質を両立する“賢い選択”として注目されるこの工法。
今回は、その実施の様子を写真とともにご紹介します。

関連記事これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し

既存の瓦を丁寧に取り外す、丁寧に！

棟（むね）瓦を丁寧に取り外した直後の様子です。長年の風雨で内部にたまった土埃が見られ、瓦の下には経年劣化の痕跡が確認できました。見えない部分だからこそ、定期的な点検が重要です。

瓦を支える重要な部材である“漆喰（しっくい）”がやせ細っているのが分かります。防水や固定の役割を果たす漆喰がこのような状態だと、雨漏りや瓦のズレの原因になるため、早めのメンテナンスが推奨されます。

下地の確認と新調

瓦を大切に一時撤去します。キレイに掃除すると防水紙の劣化が見られた為、剥がれてしまいました。
新しい防水紙を、軒先から上へ上へと重ね代を持たせながら敷設します。新しい防水紙には高級改質アスファルトルーフィングを選びました。ガムスター株式会社さんの商品で、安定した強度と弾力性・耐久性と耐候性を兼ね揃えた優れものです。

関連記事雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

谷板金・漆喰の補修

調査でも見られた谷板金の錆び！この劣化は「谷板金の全交換」で屋根葺き直し工事にだからこそ出来る施工です‼

新しく施工した防水紙・桟木・谷板金の上に、再利用する瓦を一枚ずつ丁寧に戻していきます。ただ戻すのではなく、瓦材に劣化がないか確認しながら戻すのはまさに職人技！

ガイドライン工法で瓦を固定！

ガイドライン工法で棟瓦をしっかりと固定。耐震性や耐風性が向上し、長持ちする屋根に仕上げます。

《ガイドライン工法ってなーに？》
ガイドライン工法とは、地震や台風に強い屋根をつくるための、国の基準に沿った瓦の固定方法です。従来は瓦を土や漆喰で押さえていただけの部分も、ビスや金具でしっかりと留めることで、ズレや落下のリスクを大幅に減らすことができます。特に棟（むね）部分の瓦にはこの工法が有効で、安心して長く住み続けられる屋根になります。

作業完了！

工事完了後、改めて屋根の状態をお客様にご確認いただきました。
「見た目は変わっていないけど、安心感が全然違いますね」と嬉しいご感想をいただきました。
また「同じ瓦が使われているので、まるで新築当時の姿を取り戻したよう」ともお話しくださり、私たちも非常にやりがいを感じる現場となりました。

まとめ

瓦屋根は、手入れ次第で50年以上使い続けられる優れた屋根材です。
しかし、下地や副資材の劣化は見えにくいため、10〜15年ごとの点検は欠かせません。
今回のような「葺き直し工事」は、瓦を活かしながら今後数十年の安心を得られる方法です。
狭山市周辺で瓦屋根に関するご相談があれば、ぜひ私たちにご連絡ください。
無料点検を実施し、住まいに合った最適な方法をご提案させていただきます。

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